《沖島漁業会館》
◆ 概 要 沖島漁業協同組合 発 足… 前身を含めて100年を超える 年令構成は50代後半から80代と高齢化が目立ってきており、依然として70代の組合員が一番多いのですが、今年度(令和5年度)から後継者育成事業として行っている長期研修を終えた30代の準組合員が加わったことで平均年齢は少し下がったものの、深刻な後継者不足は早急な課題として続いています。 漁獲量は、琵琶湖漁業全体の約4割の漁獲量を揚げており、琵琶湖の漁業協同組合の中でも中心的な役割を担っています。 |
明治中期から昭和40年頃までは、蜆漁が盛んでしたが、昭和36年頃から、工場排水や家庭排水等により琵琶湖の水質が急激に悪化したため、蜆の漁獲量は激減し廃れてしまいました。 現在は、小型定置網(えり)、沖曳網、刺網、沖すくい網漁などの漁法により、アユ、ワカサギ、スジエビ、ニゴロブナ、ウロリ(ゴリ)、イサザ、ビワマス、ハス、ウナギ漁等が主に営まれています。 漁の形態は漁船で行うものが主で、ほとんどは夫婦で漁を行っています。また、季節ごとの琵琶湖の変化・湖魚の種類により、様々な漁法で漁を行っています。 |
◇ 外来魚の捕獲 ※『ペットフード』については生産に値する需要が少なくなったため、ただいま製造販売を中止しております。 |
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◇ 種苗放流、資源管理型漁業 |
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《参考文献》
・「滋賀の水産」(平成20年) 滋賀県農政水産部水産課
・「浜の活力再生プラン」