元明天皇の勅使のもとで和銅5年(西暦712年)、藤原鎌足の子、右大臣淡海公藤原不比等により、社殿が創立されました。 その起源は |
奥津島(瀛津島)神社を真ん中にして、一線上に並ぶのは“白髪神社”と“日牟礼神社”です。 湖西に鎮座する白髪神社(祭神は |
奥津島(瀛津島)神社の境内に社歴由緒の木製の碑が建立されています。その中には、紫式部が詠んだ歌が記されています。 | |
“おいつしま 守りの神やいますらん | |
波もさわがぬわらわえの浦” 紫式部 |
|
沖島の歴史の古さを物語るひとつです。 そして、奥津島(瀛津島)神社は今から二百五十年前に再建されてその間、何度が修復されてきましたが、老朽化してきたため、氏子の念願で神殿が平成十五年十一月に造営奉納されました。 |
《参考文献》
・ 「沖島物語」 西居正吉 著